矯正歯科について

矯正治療

矯正歯科とは

矯正治療はなぜ必要?

歯並びが悪ければ、かみ合わせも悪いので、全身の健康に大きな影響を与えます。

それは肉体的なものばかりでなく、精神的にも大きな負担となります。歯並びを治す矯正治療は、病気を治すのと同じような歯の正常な咀嚼機能を取り戻し、健康的な身体と心を作るための歯科治療なのです。

そして治療がすめば、健全な咀嚼器官と共に健康美あふれる笑顔も手に入れる事ができます。

不正咬合

悪い歯並びを総称して、不正咬合とういい、心身に大きな影響を与えます。


たとえば悪い歯並びですと、食べ物が歯の間に挟まり、歯磨きがしにくく虫歯や歯周病になりやすいですし、食べ物を良く噛み砕けず胃腸などの消化器に負担をかけます。


上下のあごの発育や顔の成長に影響を与えて、不調和をもたらしたり、上あごと下あごを繋ぐ顎関節に負担がかかり、顎関節症になりやすかったりします。


また咀嚼筋の発達に影響を与え、筋力のバランスが崩れて姿勢のバランスも悪くなってしまったり、視力低下の原因になるといわれ、学力や運動力の低下を招きやすかったりもするのです。

正常咬合

いい歯並びで良い噛み合わせを正常咬合といいます。


正常咬合になれば、多くの問題を解決する事ができます。


上下の歯が正しくかみ合い歯の接触面積が広くなり、咀嚼効果が向上して、食べ物の消化・吸収が促進され、心身共に健康な成長発育を示します。


また、健全な咀嚼運動は脳神経の血流を促進し、老化防止にもつながるのです。

治療の流れ

初診相談

治療に関してのカウンセリングを行います。
矯正治療を始める場合には、精密検査をします。

 

精密検査

歯の写真・顔の写真・歯のレントゲン写真・頭部のレントゲン写真・歯列の模型など、こういった治療計画に必要な資料をとります。
症状により顎関節のレントゲン写真や顎運動の検査もします。

 

矯正診断

精密検査の結果を元に、不正咬合の診断と治療計画・治療方法・治療期間と矯正料金についての説明をします。

 

治療開始
  • 治療計画に従い、色々な矯正装置を使って歯を動かして段階的に治療を進めていきます。
  • 上下の歯が計画通りに動いて、次第に正常なかみ合わせになると、最終段階で仕上げの治療をします。
  • 動的治療が完了すると、矯正装置をはずし、静的治療・保定・に入ります。
  • 動かした歯を支えて保護するために保定装置を使います。その期間は通常2・3年ですが、場合によっては成長が終了するまで必要になることもあります。
  • 動かされた歯が完全に保定されると、静的治療も終わり、その後は定期健診として年に1・2回の通院をして いただきます。

矯正歯科についてQ&A

矯正治療のQ&A
何歳くらいで相談をしたらいいのでしょうか??
治療開始時期は症状によって異なります。
不正咬合に気づいたら、すぐに相談すると良いです。
費用はどれくらいかかるのでしょうか?
矯正治療は原則として保険が利かず、特殊な治療を除いて自費での負担になります。
症状にもよりますが、一般的には総額50万~130万円くらいになります。
支払い方法にもいろいろありますのでご相談下さい。
※特殊な治療:外科矯正手術を併用する顎変形症の歯列矯正治療等には保険が適用される場合があります。
大人になってからでも矯正できますか?
もちろん大人になってからでも矯正はできます。
最近は日本でも、大人で矯正する人が増えています。
年齢に上限はありませんが、成長期にある子供は成長・発育を利用しながら治療を進められるので、条件がより有利になります。
歯はどんな仕組みで動くのですか?
歯は、歯を支える骨の吸収と造骨という現象で動きます。
これが歯が動く基本原理です。
歯を抜かなければ治療はできないのでしょうか?
歯と顎の大きさの不調和が著しい場合は、抜歯が必要となりますが、乳歯から永久歯に変わる時や顎の成長が旺盛な時期に治療を開始すれば、歯を抜かず治療する可能性も高くなります。
虫歯や歯周病にかかっていても、矯正できますか?
矯正の前に歯の検査をして、虫歯や歯周病がある場合は、先に必要な治療をすませてから矯正をします。
治療中に痛みはありますか?
装置を始めてつけたり、力を強くしたときには、歯が浮くような感覚があります。
個人差もありますが、数日でおさまります。

子供の咬合の発育と矯正治療

近頃の若年者には、凸凹の歯並びや噛み合わせの悪さが目立ちます。
子供は乳歯が生え始めてから10数年を経て永久咬合が完成します。
この間、咬合に不正が生じた場合には通常、次のように二期に分けた治療を行います。

 

初期治療[早期治療、一期治療]は3~12歳頃までの永久歯咬合完成前の段階で、良好な咬合が形成されるように誘導する咬合育成の治療です。
この時期は旺盛な成長発育があるので比較的単純な装置で歯の位置や顎骨の位置関係の改善を行います。

 

本格治療「二期治療」は永久歯咬合がほぼ完成し、大きな成長発育の時期が過ぎてから、厳密に歯を動かして良い咬合を形成するために固定式の留め具(マルチプラケット装置)を用いて矯正します。

不正咬合の主な原因
1.遺伝

顎や歯の形は遺伝しやすいので顔も似てきます。

例えば親が著しい受け口ですと、子供も同じく受け口になる可能性があるわけです。

しかし心配は要りません。その症状がはっきり現れるのは第2次成長期を迎える12歳以降の事ですから、それ以前から対策を講じておけば不正は最小限に抑えることができます。

ぜひ、早めに矯正医にご相談下さい。

2.病気

「鼻づまり」や「扁桃腺肥大」は口で呼吸するので歯列の横幅が狭くなり、上の前歯が押し出されて上顎前突になります。

顎骨の中にできた腫瘍やのう胞によって歯が著しく移動することもあります。

3.癖

乳幼児の指しゃぶりは正常な行動とされていますが、乳歯が生え揃ってから永久歯が生えるまで長期にわたって指しゃぶりが続くと開咬という不正咬合になったり、時には上顎前突になったりします。

その他いつも唇を噛んでいたり、タオルを噛むなど口にまつわる色々な癖があります。

4.乳歯のむし歯

虫歯を放置すると痛みばかりでなく、噛み合せもズレてきます。

時には後から生えてくる永久歯の形成不全や位置異常を招きます。

5.乳歯の早期喪失

永久歯は前へ前へと動く習性があります。

例えば6歳頃に生える第1大臼歯は前方の乳臼歯が崩壊したり脱落すると直ちに前方へ移動してしまうので、そこに生える永久歯の場所がなくなります。

結果として凸凹の歯並びが出来るのです。

八重歯はその代表例です。

6.歯のトラブル

乳歯から永久歯に交代するいわゆる混合歯列期は6歳頃から12歳頃までの数年間です。

その間に永久歯の生える順序が乱れると歯列や噛み合わせの形成が妨げられ、不正咬合になります。

次のような歯の交換の問題がみられたら、小児歯科医や矯正医にご相談下さい。

埋伏(まいふく)

時期になっても萌出してこない歯を埋伏歯といいます。

例えば後ろの歯が寄ってきてしまったりします。

こういった場合は、埋伏歯と前後の歯に留め具をつけて本来の場所へ奉引します。

 

癒着(ゆちゃく)

歯槽骨と歯の根が結合した状態を癒着といいます。

癒着が起こると周囲の歯より低い位置になります。

その高さのズレにより、前後の歯が移動し咬合が悪化します。

乳歯の奥歯によくみられます。

こういった場合は、矯正装置で前後の歯を押し戻し、癒着歯を抜歯して次の永久歯の萌出を助け出したりします。

 

外傷

転んだり打撲して歯が破折、移動、脱落することがあります。

例えば打撲して前歯が上方へ移動してしまいましたので、場所を確保して本来の位置へ戻るようにしたりします。

子供の矯正治療の流れ

初診・相談

問診・視診・触診等により、咬合の状態、予測される治療の開始時期、治療の内容、期間や費用についての説明があります。

 

精密検査

歯や口の写真、歯や頭部のレントゲン、歯列模型など矯正治療に必要な情報を集めます。また、骨の成長や身長体重の増加傾向、永久歯の生え変わり状況などの診査も行います。

 

診断・治療計画の決定

検査結果をもとに、診断・治療計画・費用などの説明があります。

 

初期治療 3~12歳

永久歯が生え揃う前に、歯やあごの位置関係を改善する装置やあごを広げる装置、舌の癖を治す装置などを使いながら不正を除去します。

 

再検査・再診断

第2大臼歯が咬合する頃に行います。

 

本格治療 12歳~

緻密に歯を動かしてか咬合全体を改善する矯正治療です。

 

保定

良好な咬合を維持する為の装置を使います。

 

治療後の観察

年に1・2回は定期健診を行いましょう。

子供の矯正治療Q&A

痛みますか?
装置をつけた後や調整をした後2・3日は多少の痛みを感じる場合があります。
通院の間隔は?
矯正装置を使う動的治療中は、月に1度のペースで通院になります。
保定期間に入ると3~6ヶ月に1度の通院となります。
治療期間中にサッカーなどのスポーツは出来ますか?
通常のスポーツなら基本的には大丈夫ですが、激しいスポーツや格闘技は装置が唇や歯ぐきにぶつかり怪我をする事があります。
心配な場合は、担当医と相談の上マウスガードなどを使用し、スポーツを楽しんでください。
装置をつけているとしゃべりづらいですか?
当初は少ししゃべりづらくなりますが、慣れれば普通に話せるようになります。
装置が壊れた時はどうしますか?
そのままにしておくと口の中を傷つけたりします。
すぐに担当医に連絡し、指示に従って下さい。
むし歯は全部治療してから矯正歯科へ行ったほうがいいのでしょうか?
痛みがあるような場合は別ですが、まず矯正歯科でむし歯を治す時期や方法の相談をし、治療方針がきまってから先生の指示によりむし歯治療をしても大丈夫です。
歯を抜かないで矯正治療できますか?
顎と歯の大きさや、上顎と下顎のバランスが良い状態で歯が並ぶスペースがあれば、抜歯せずに治療します。
子供の矯正治療は顎骨の成長を利用できるので歯を抜かずにすむことが多いのです。
抜歯するかどうかは精密検査に基づいた正確な診断によります。

ご予約・ご相談はお気軽に

歯のことでお悩みでしたら、川崎市にあるさくらが丘歯科まで。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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